うちなんちゅが、沖縄の天候に順応しているなぁと思った話
以前、でも話題にしましたが.沖縄の天気は変わりやすく、天気予報もあたらない事が多いです。
さっきまでカンカン照りだったので、傘を持たずに出かけると、大雨が降ってきたり、逆に降水確率が高かったので、傘を持って出かけたのに、一日中晴れだったり。
うちなんちゅは、傘を持たない。
という話を聞いた事があります。
周りのうちなんちゅに聞いてみると、確かに社会人になるまでは、傘を持ってなかった。
雨が降って濡れるようであれば、雨宿りするし、
急いでいる時は、そのまま帰って雨に濡れても、すぐ乾くし、特に問題なかった。
どうしても困ったら学校まで誰かに送迎してもらうし。
社会人になると、
スーツが濡れるのは嫌なので
雨宿りする時間はないので
という理由で、傘をさす人も多くなるようです。
ただ全員さすわけでは無いようです。
どうせさしても、風が強いので役に立たない。すぐ壊れる。などの理由もあるようです。
特に車通勤の人は、あまり必要性を感じないので傘は持ってない。
という感じでした。
高校生は傘を持たないというのは、私もなんとなくそう思ってました。
職場が高校のそばだった事があり、突然の雷雨で、傘をさしてもずぶ濡れになりそうなので、コンビニとかで雨宿りをしていると、下校中の高校生が、まるで雨なんか降ってないかのように、談笑しながら歩いているのを見た事がなんどもあります。
ずぶ濡れになりながら、平然とスマホをいじりながら歩いている高校生も見かけた時はスゲーな、と衝撃を受けました。
雨は気にしないというのが、変わりやすい天候への対応なんでしょうね。
有名な話ですが、夏はうちなんちゅは外は歩きません。
近くのコンビニに行くのも車。
車のない場合はタクシーを使って移動します。
歩かないうちなんちゅに対して、県が必死になって健康のために歩きましょうという活動をしていたりします。
参照→沖縄は長寿の県。なのか?
夏の沖縄を歩くのは本当にきついです。
10分も歩けば汗だくになり、脱水症状にもなりそうです。
時々日中に公園でマラソンをしている人を見かける事もありますが、大丈夫かな?と心配になります。(こんな事をする人は、恐らくうちなんちゅではないと思います)
夏の猛烈な暑さに対応するには、外を歩かないという事が必要なんでしょうね。
また沖縄は言うまでもなく、本土より温暖な気候です。
冬でも日中の気温が15度を下回る事はあまりなく、10度を下回る事は年に数回あるかないかです。
そんな気候のせいでしょうが、長ズボン禁止という小学校が結構あるようです。
思い当たる理由がないのですが、何故なんでしょうね。
沖縄では珍しく気温を10度を下回ったある日、コートを羽織って「今日はさむいなぁ」と思いながら外を歩いていると、近くの公園から、子供達の賑やかな声が聞こえてきました。
ふと見ると、みんな半ズボンです。
しかも上もみんな薄着です。
普段暖かいので、寒い時用の服はあまりないので、普段と同じ格好で遊んでいるのでしょうか?
寒さなんか気にするそぶり無しに、元気いっぱいに走り回っています。
寒さにも順応している、うちなんちゅの子供達のたくましさを感じました。